夜間対応型訪問介護
高齢者の一人暮らしや、高齢者ご夫婦だけの二人暮らしで夜が心配な方でも、住み慣れたご自宅で安心して暮らすことができるよう支援するのが「夜間対応型訪問介護」です。このサービスは在宅の高齢者を支援するために、夜間の定期的な巡回や緊急通報により、ご利用者宅を訪問し、排泄の介護・日常生活上の緊急時の対応など、いつでも介護サービスや専門的なアドバイスを受けることができます。

このサービスを利用することにより、夜間でも安心して安全に、ご自宅でその人らしい暮らしの継続が可能となります。

平成18年4月に改正された介護保険法で、新たに創設された地域密着型サービスの中の一つです。

Flow

サービスの流れ

ご自宅
専用のケアコール端末機をご自宅に設置します。ケアコール端末機の緊急コールボタンを押すだけで直通でオペレーションセンターにつながり、相談できます。
オペレーションセンター
ケアコール端末機からの緊急通報をオペレーターが対応し、ご利用者の状況を判断してヘルパー派遣や救急車の手配等、適切に対応致します。
随時訪問サービス
まさかの時のかけつけサービスオペレーターの指示により、ヘルパーがすぐにかけつけ必要なサービスを提供致します。

Facility

設備のご紹介

ワンタッチで通報可能。通報後ハンズフリー(受話器なし)で会話が可能。 高感度な室内設置端末。気配や小さな物音もキャッチします。
室内どこでもご利用いただけます。※ケアコール端末機から約50m発信可能。
ご自宅に訪問した時、カギが掛かっている時は、ご相談の上キーBOXを無料で貸出します。 キーBOXに鍵を入れて保管し暗証番号で管理します。
通報によりセンターへのオペレーター(看護師・看護福祉等の有資格者)が対応し、ご利用者様の状況を判断、的確に対処致します。 場合によってはご家族・主治医ケアマネージャーへ連絡し安全を図ります。 オペレーターの指示により通報があった利用者様宅に、経験を積んだプロのヘルパーがかけつけます。直接状態を確認・判断し、必要なサービスを提供致します。 会話だけでなく、音や気配からも察知致します。安全確認と安心を第一にご利用者様と事前に確認した心身の状況のデータを確認しながらヘルパーと連携を取り適切な対応を行います。
父親が電話に出ない。まさか?と思うけど。出張中の私は心配で仕事が手につかない。誰かすぐに行って見てくれないか!との連絡で伺った所、お父様は疲れてぐっすりお休みでした。開いていた窓を閉め依頼者に電話報告して終了しました。
夜中、「トイレで突然立てなくなった」と首掛けのペンダント型端末からコールが入りました。すぐに急行して介助し、移動し終えてから身体を清拭して、下着を取り替え事なきを得ました。
独居高齢者。毎週ご家族が訪問して買い物や病院付き添いをされています。ある時通宝が入り、「体調が悪く家族に連絡を入れて欲しい」とのこと。すぐにご家族に連絡を入れた所「最近調子が良くないのですぐに訪問してみます」と話されました。数日してご家族から連絡が入り、「その後病院で看てもらい事なきを得ました。本人もオペレーターと話ができて心強かったと言っていました。」とのことでした。